銘木(ケヤキ)の天板へのグラデーション鏡面仕上げをご依頼いただきました。青から緑へのグラデーション仕上げです。まるで富士山の麓にある忍野八海のように神秘的で吸い込まれてしまいそうです。この奥行きのある透明感はポリエステル鏡面仕上げ独特の美しさです。
今回はグラデーション鏡面仕上げのオモテ面の主な工程をご紹介します。
まずは緑色に着色です。この着色の段階ではグラデーションはせずに均一に緑色に仕上げます。
着色後は下塗りを2回、研磨#320へと進みます。そしていよいよカラーで青グラデーションをかけます。その後、中塗りを1回、ポリエステルクリアーを4回吹き付けます。乾燥後は仕上げの工程に入ります。様々な番手のペーパーで5段階に研磨、自動バフで仕上げ磨き、最後にハンドポリッシャーで艶出しをして完成です。