株式会社ピアックス(PIAX) ピアノ塗装職人の技が生み出す漆のような深みのある光沢と質感の鏡面塗装は特注家具や木製品塗装にもおすすめです。

PIAXボード

和紙ができるなら、写真や別の物も
塗装内に埋め込むことができるのではないか?
様々なものにチャレンジしていきました。

特集ページ PIAXボード誕生秘話

きっかけ

難しいオーダーから始まった「ひらめき」と「チャレンジ」

「テーブルに和紙を貼って、その上から鏡面塗装ってできます?」という、顧客からの難しいオーダーから始まりました。

お客様のお話を聞いていくと、和紙や布を貼り鏡面塗装内に埋め込む技術は以前別の会社であったようですが、廃業してしまい、できるところがなくなってしまい困っていたようです。
弊社の力を見込んで相談してくれたのだから、これはやるしかないと思い、チャレンジしました。

大きな机に和紙を貼ったことがなかったため、貼ることにかけてプロの方に依頼をかけました。プロといっても塗装しないものを貼り付けているため、隅だけで真ん中が浮いてしまいました。何度かやり直しすることもありました。
塗料もピアノに使う塗料とは違う良質な塗料を使用し、通常よりもかなりの手間をかけ、無事お客様が気に入る塗装をすることができました。

きっかけとなった鏡面塗装した和紙張りテーブル

そこから、ひらめきをもらい、「和紙ができるなら、写真や別の物も塗装内に埋め込むことができるのではないか?」と思い、それから様々なものにチャレンジしていきました。

挫折

”貼る”ことの難しさ

写真を貼ることぐらい簡単できると考えていましたが、貼るにもかなりの技術が必要でした。写真の印刷面にノリが付いてしまったり、密着が上手く行かなかったり、平滑に貼ることができません。和紙張りの時はプロに頼んだからよかったものの、そうは簡単にいきませんでした。

試行錯誤の歴史

これまでの経験と新たな経験の積み重ねで見えた可能性

  1. あらゆる糊を試す

    まず、貼るための糊からつまずきました。市販の糊から試して貼りましたが乾燥するとペリッと簡単に剥がれてしまいます。次に密着のよい糊で貼りましたが、何日経っても中が乾燥せず、上手くいきませんでした。
    あらゆる糊を試した結果、現在では、密着がよく、乾燥もする糊で解決しました。

  2. 様々な貼り方を試す

    鏡面塗装は平滑になっていないと、削り過ぎてしまったり、浮いてしまったり様々な問題がでます。
    はじめは手で貼ってその上から本などの重石を置きました。見た目にはまったく問題なかったのですが、研いでみたらボコボコになってしまい上手くいきませんでした。

    様々な貼り方を試す

    研磨作業はコンマ数ミリ単位で行うため、少しでも平滑になっていないと製品がダメになってしまいます。

    また、写真に指紋が残ってしまったり、糊がはみ出し薄く見えてしまったりすることも多々ありました。

    平滑に貼る





    最終的に貼ることにかけてのプロの技を目で見て学び習得し、平滑に貼ることができるようになりました。

  3. 貼るもの自体への工夫

    貼るもの自体への工夫

    しかし、写真はよくても、書道作品や和紙・布などはしみた感じになってしまい、とても売れるものにはなりそうにありません。また、写真自体も毛細管現象が起こってしまい、滲みた感じになってしまいました。また、緑の乾燥しきっていない葉っぱは色がくすんでしまいました。

    この毛細管現象を起こしづらくする方法を試行錯誤の上編みだし、現在はほぼ解決しています。

  4. 塗料の散布量の調整

    ピアノやその他の什器と同じ回数塗料を塗り重ねただけだと、貼ったものが出てきてしまい、削ってしまうため、通常より多くの回数を吹く必要がありました。

    1回は成功しても、対象物が変わると失敗したりと、入れたものにより吹付けの回数を変化させなくてはなりませんでした。試行錯誤を続ける上で経験を積み、今では、どのものにどのくらい塗料を吹きかければよいか感覚的にわかるようになりました。

現在

「ひらめき」を「形」に

PIAXボード(ピアックスボード)完成

写真にあるようなクオリティで製品を完成させることに成功しました。
現在も色々なものを埋め込み価値を高めることに挑戦中。

これから挑戦していきたいこと

モノづくりは無限

この技術は色々なものと組み合わせることができるため、無限の可能性を秘めていると考えています。中に入るものが素敵だとより素敵になります。
これからは、芸術的感性を持ち合わせた方や、様々な分野の方々とコラボレーションしていきたいと考えています。

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