株式会社ピアックス(PIAX) ピアノ鏡面仕上げ職人の技が生み出す漆塗りとは一味違う深みのある光沢と質感の鏡面仕上げは特注家具や木製品塗装にもおすすめです。

ピアノ鏡面仕上げ

ピアノ製造100年の歴史を持つ

楽器のまち「浜松」で研鑽した高度な技術

ピアノ鏡面仕上げとは?

「ピアノ鏡面仕上げ」(俗称:鏡面塗装、ピアノ塗装)は、木工塗装仕上げの最高ランク。

鏡面仕上げは、ブランドショップや邸宅の家具・キッチンパネル、ハイグレード車の内装ウッドパネル、ハイエンドスピーカーなどに採用され、ステータスの象徴としても採用されている塗装技法です。 いわば木工塗装の最高ランク、塗装の王様です。一般に鏡面という言葉をよく聞くようになりましたが、ピアノ鏡面仕上げをしている会社から言わせれば、「類似品が多いなぁ」というのが本音です。

鏡面仕上げ什器例

ピアノ鏡面仕上げの魅力

美しい音色を奏で、日々の生活に文化的な彩りを添えるピアノは、デザイン性に優れた調度品としても親しまれてきました。 そのデザイン性の一部を担うピアノ鏡面仕上げは、広葉樹の木目をより美しくより魅力的に見せることができます。 『木』本来の美しさに透明感と深みのある艶を与え、鏡にも引けをとらない洗練された輝きが見る人を惹きつけます。 しっとりとした滑らかな手触りは、塗装後に、“研ぎ”と“磨き”工程を経ることで得られる、鏡面仕上げならではの質感です。

鏡面仕上げ邸宅例

ピアノ鏡面仕上げの特徴は?

ピアノなどに用いる「ピアノ鏡面仕上げ」の特徴は、平面の滑らかさとその輝き、手触りの重厚さです。 耐久性が高く、ピアノと同じぐらい耐えられます。 この塗装は、植物である木に塗装します。木材は材種により導管が深かったり、ヤニや油分があったり、個性があります。 材種は同じでも木が育った環境により、板一枚ごとに形や表情が違います。

鏡面仕上げシカモア例

材料の特質・気温・湿度などに合わせて、ポリエステル樹脂の塗膜の厚さを調節し吹き付けます。 乾燥後、塗膜の厚さや硬さを見極めながらサンドペーパーの目の粗さを段階的に変えて磨きをかけると 塗膜の表面の凹凸がなくなり鏡のような光沢が生まれます。塗膜の厚さが0.3~0.5mm程になるまで磨き上げます。 習得に十数年はかかる難易度の高い技術です。 「ウレタン鏡面仕上げ」も塗料の種類は違いますが「ポリエステル鏡面仕上げ」と同様の技術が必要となります。

  • 独自技術 酸化しない鏡面仕上げ内埋め込み技術
  • PIAXボードのお問い合わせから納品までの流れ

ピアックスのピアノ鏡面仕上げ

木工塗装一筋50年の鏡面仕上げを知り尽くした職人が仕上げるピアノ鏡面仕上げは、他社の追随を許しません。
圧倒的な技術力で仕上げるピアノ鏡面仕上げは、本物の鏡にも引けをとらない輝きです。

本の文字もはっきり写りこんでしまうほどの鏡面に仕上がります

上の写真でもお分かりの様に鏡と全く変わらないクオリティーで映り込んでいます。
実際手に取っていただければ他との違いがお分かりいただけるはずです。

鏡面にするためには、かなりの手間と時間・技術が必要になります。ご依頼内容によっては、鏡面仕上げまでのレベルが不要な場合もあります。

艶あり塗装と鏡面仕上げの比較

鏡面仕上げと艶ありの比較

塗装会社の設備や技量によって、鏡面仕上げのクオリティに大きな差があります。

ピアックスの鏡面仕上げと他社の鏡面仕上げ比較

鏡面仕上げ他社との比較

塗装仕様の相談は、メールやお電話等でもお気軽に。

市長が認定!浜松ものづくりマイスター

浜松市より、地域の優れた技術の維持継承と、次世代産業を担う人材の育成を目的として、 代表取締役小原敏夫が「浜松ものづくりマイスター」に認定されています。 この制度は、本市のものづくり基盤技術を支える技術者・技能者の中から、特に優れた技術を有し、 人材育成への熱意がある方の推薦を公募し、現地調査や選考委員会による審査を経て、浜松市長が認定するものです。

浜松ものづくりマイスター

詳しくは浜松ものづくりマイスター事業の概要を御覧ください。

ピアックスのピアノ鏡面仕上げ工程

ピアノ(ポリエステル)鏡面仕上げの要となるのは “ポリエステル樹脂吹き付け”・”研ぎ”・”磨き”の3点です。各工程に熟練の技が必要となり、三拍子揃うことで初めて美しい鏡面仕上げとなります。 研磨には専用の機械設備を使用する必要があり、現場での施工は困難です。

ポリエステル樹脂の吹付け

ポリエステル樹脂は一度にたくさんの塗料を吹き付けると、垂れてしまうため、”塗装→(化学反応)→ゲル化”を数回に分けて繰り返し行います。 吹付け途中に塗料が固まりすぎてしまうと積層が残り、最終工程で斑模様が現れてしまいます。塗装間隔は材料の特質・気温・湿度・塗布量に左右され、 木工塗料の中で特に取扱いが難しいとされている塗料です。吹付けの時点では、塗膜厚0.5~0.7mmになるまで吹き付け、次工程の研磨に耐える塗膜厚をつけます。 透明感と深みはこの塗膜の厚みから得られるものです。

吹付け



研ぎ

ポリエステル樹脂の吹付け後、光沢はありますが塗面は凸凹し、映り込んだ物体が滲んで見えます。 塗膜の厚さや硬さを見極めながら、サンドペーパーの目の粗さを#240~#1200の間で段階的に変えて0.3~0.5mmになるまで研ぎ上げます。 機械を使ったハンドメイドで研ぐため、力を入れすぎると塗膜を削りすぎ剥げてしまいます。この研ぎをおろそかに行えば、表面の凹凸は消えず、 映り込みに歪みが生じてしまうため、熟練度が必要となります。鏡にも引けをとらない洗練された雰囲気はこの工程から得られるものです。

研ぎ



磨き

コンパウンド(磨き粉)を付着させた布製のバフを高速回転させ、塗膜を押し当てることで、表面の細かな研ぎ足を取り除いていきます。 しかし、摩擦熱により塗膜が高温になりすぎると、塗膜が焼け変色が起こり、艶もでません。長年の経験に基づいた職人の勘と技により、しっとりとした滑らかな手触りと艶が生み出されるのです。

磨き



  • 独自技術 酸化しない鏡面仕上げ内埋め込み技術
  • ピアックスの“色”へのこだわり
  • 当社の塗装技術へ
  • PIAXボードのお問合せから納品までの流れ
  • 鏡面仕上げはピアックスにお任せください
    大きなもの・曲面にも対応できます。

    ポリエステル鏡面仕上げができる会社は、ピアノ産業に携わった実績のある会社がほとんどです。
    ピアノの塗装部品で最長は1500mm。既製の研磨の機械は、その最長に合わせて製作してあるため、それ以上の大きなものを研磨することは困難です。そのため、ほとんどの会社では、手で研磨する機械を利用しての作業になります。しかし、弊社の場合、既製の機械を改良して研磨しているため、5000mm程度の長いものも鏡面仕上げで仕上げることができます。

    5000mm程度の長いものや、曲面にも鏡面仕上げが出来ます。

    5000mm程度の長いものや曲面にも鏡面仕上げ可能

  • 鏡面仕上げはピアックスにお任せください
    修理対応ができます。

    ポリエステル鏡面仕上げはかけてしまったり、キズがついてしまっても修理が可能です。弊社より鏡面仕上げ納品後に修理が必要になった場合は、お気軽にご相談ください。 ※他社様の塗装品は、右記2点の理由から、修理対応が困難ですので予めご了承ください。1)ポリエステル樹脂と似ていても別の塗料を使用している可能性 2)使用している塗料メーカーが違うと想定できない不具合が起こる可能性がある。

    お問合せはこちら

    ポリエステル鏡面仕上げの修理前、修理後

鏡面仕上げに向く木材・向かない木材

鏡面仕上げに向く木材広葉樹・銘木と呼ばれるもの

  • さくら
  • バーズアイ・メイプル(高級木目の楓)
  • マホガニー
  • シカモア
  • トチ
  • けやき
  • 黒柿
  • 黒檀(エボニー)
  • ウォルナット
  • ローズウッド(インドローズ、アンデスローズ、ブラジリアンローズ(ハカランダ))
  • ブビンガー
  • サペリ
  • チーク
  • ナトー
  • コア(アカシヤ系)
  • MDF(中密度繊維板)(ウレタン鏡面仕上げの場合は、塗膜の痩せを防ぐため突板貼りのものを利用する)

など、特に「硬い木」「木目のきれいな木」「肌目が緻密な木」が向いています。

鏡面仕上げ例

×鏡面仕上げに向かない木材針葉樹・導管の深い材種

  • 針葉樹…ひのきパインスプルス など

    理由:塗膜より木がやわらかい材種、脂成分が多く、塗料が密着不良・硬化不良を起こしやすい

  • 導管が深い…ホワイトアッシュ・オーク

    理由:導管を埋めても、塗料の痩せが起こるため、経年変化が起きやすい

ポリエステル鏡面仕上げとウレタン鏡面仕上げの違い

ポリエステル鏡面仕上げ

利点
  • 塗膜が厚くでき、硬い。
  • 痩せがすくない。
  • 重厚感・高級感がでる。
  • ずっと触っていたくなるしっとりつるつるとした手触り。
  • 0.5~0.7mmぐらいまで塗膜の厚みを出すことができる。
  • 塗膜内に和紙などを埋め込むことができる。
難点
  • 化学反応を起こして固める塗料のため、温度・湿度の影響を受けやすく取り扱いがむずかしい。
  • 特殊な設備がないと塗装ができない。
  • 化学反応で塗料が多少緑化してしまう。
  • F☆☆☆☆(Fフォースター/ホルムアルデヒド放散等級の最上位規格)に対応していないため、環境基準の高い建物(幼稚園等)の壁面等に利用ができない。
  • 塗膜が厚くなりすぎるとヒビが入りやすい。

ポリエステル鏡面仕上げ例

  • ピアノ
  • ギター
  • BARカウンター
  • 高級家具

ウレタン鏡面仕上げ

利点
  • F☆☆☆☆(Fフォースター/ホルムアルデヒド放散等級の最上位規格)に対応した建材の塗料のため、環境に対応型である。
  • ポリエステルよりも塗料が安く、研磨回数が少なくすむためコストダウンできる。
難点
  • ポリエステルと比べ塗料が柔らかいため、キズがつきやすい。
  • ポリエステルより塗膜の厚みを出すことが難しい。(ポリエステルの約1/3程度の厚み)
  • ポリエステルよりも塗膜の痩せがきやすい。

ウレタン鏡面仕上げ例

  • キッチン扉など住宅設備の内装など
PIAXボードのお問い合わせから納品までの流れ

鏡面仕上げの用途比較(漆等との違い)

とても向いている…◎ 向いている…◯ あまり向いてない…△ 向いていない…✕

  ウレタン
鏡面仕上げ
ポリエステル
鏡面仕上げ
UV塗装(比較用)
※弊社未対応
漆塗り(比較用)
カシュー漆のみ対応
向いている製品
  • 住宅建材
  • 特注家具
  • ピアノ
  • ギター
  • テーブル
  • TVボード
  • 箪笥
  • 洗面台
  • ベッド
  • 収納家具
  • 仏壇
  • スピーカー
  • オーディオラック
  • カウンター
  • 玄関ドア
  • キッチンドア
  • 板状のもの
  • 御椀
  • お皿
  • お箸
  • 棗(茶道具)
  • 重箱
  • お盆
  • 神社仏閣の補修
塗料

ポリウレタン樹脂塗料。アクリルウレタン塗料。付着性、肉付きの良い塗料。鏡面仕上げ家具はコスト面からこちらを利用している場合が多い。

ポリエステル樹脂。一度に厚い塗膜が得られ硬い。温度・湿度の管理が難しい。促進剤と硬化剤を加え化学反応で硬化させる。硬化が早いのが特徴。

紫外線照射によって反応硬化する塗料を使用。UVランプの紫外線照射により、塗料を数秒で硬化させる。

漆の木から採取される樹液で、天然の高分子化合物。湿度を含むことによって硬化する。硬化していないものに触れると肌がかぶれる恐れがある。

塗料の
肉持ちの良さ
(艶感・奥ゆき)

ポリエステルより厚くできない。

塗膜が厚すぎると下まで紫外線照射が当たらないため固まらない。

大きなもの
(家具など)

設備により限界がある。

手塗りのため、時間がかかり、仕上がりが均一に見えづらい。

小さなもの
(万年筆など)

大型機械での研磨作業が難しく手作業になる。塗膜が硬いため時間がかかってしまう。

×

小ロット

コストに見合わない。

短納期

塗膜の研磨に時間がかかる。

×

自然乾燥のため、時間がかかる。

食器

鏡面の場合。

×

食用に向いていない。

×

食用に向いていない。

屋外使用

アクリルウレタンは可。

×

耐熱性

メンテナンス

磨き直しができる。

磨き直しができる。

塗装が傷ついたり、割れたりした場合、補修をすることが難しい。

コスト

小ロットの場合UV塗料や設備費が高いため価格が下がりづらい。

量産

ただし板状のもののみ。

×

手塗りのため、時間がかかる。

色のバラエティ

下にウレタン等で着色後、透明UVでの対応。

立体物への塗装

×

均一にUV照射ができないため難しい

塗膜内への
埋め込み

×

塗膜内に、実物の埋め込み可能。

トップコートのみUV塗装の場合。

貝や金などを埋め込み可能。

硬度

F~H

H~2H

H~2H

4H~8H

使い込むほどに硬度は増していきます。

PIAXボードのお問い合わせから納品までの流れ